発言の責任をあいまいにして、相手の本音を聞きだすテクニック
相手の発言への責任をあいまいにしてあげる
私のブログへのアウトプット(書き出し)の基本はインプットです。
つまり情報収集にあると言うのが私の考えです。
ところがいざ、誰かに話を聞いたときに、本音が聞けなくておいしい話まで、もっていけない事もあります。
その時はまず、相手の発言の責任を取っ払ってあげる事で、いとも簡単に本音を聞き出す事ができたりします。
例えばWeb上ではメールのやり取りも多くなりますが、こういう場合にも同じような方法が使えます。
相手が発言しやすい状況を作る
初対面で会った人など、必ずしもそうとは限らないが『緊張』という感情が働いています。この『緊張』というのは、自身の情報を相手になるべく隠そうとする心理が働く厄介なもので、これをまずクリアしておきたいと思う人も多いでしょう。
これをほぐす一番良い方法として、元、千葉大学名誉教授の多湖輝の書籍にこんな事が書いてあります。
初対面で会ったときや、緊張して話がスムーズに行かない場合、地位や仕事の話をするよりも、趣味に関わる初体験の話をすることで、相手との共感が強まる。
つまり、家族や、趣味といった話の、プライバシーを一つ公開すると効果があるというもの。
こういった話題は仕事の話と違って、万人共通の話で共感しやすいとう事ですね。
相手の責任を取り払う
ここで相手の心に踏み込んで話を聞いていくためには『自分がこれを話して大丈夫なのか?』という状況を取り払ってあげるんです。
インターネット上では、発言した人を特定する手段が少ない為、好き勝手発言する人が多いですよね?
実は、これは現実でも同じ事が言えます。
次の質問を比較してみてください。
1・あの人について、あなたはどうお考えですか?
2・あの人について、周りでどんな噂を聞きますか?
ちょっとした違いですが、相手の発言に対する責任のとり方が違います。
1の場合、完全にその責任を相手に押し付ける形です。
返答は、よほどのことがない限り『いい人だと思いますよ』です。
ところが2の場合は、様々な話を聞く事が可能になってきます。
なぜなら、相手は、自分の責任を放棄して会話する事が出来るようになったからです。
『実はこんな話を聞いたけど・・・』『聞いた話だから本当かどうかわからないけど・・・』等の返答になる確立が1よりもはるかに上になります。
2の場合、本当に聞いた噂話もあるかと思いますが、実は自分の本音を話しているケースが多いようです。
友人が、噂で聞いたんだけど・・・や、近所の井戸端会議で近所の噂で聞いたんだけど・・・は、意外と自分の意見の場合が多いらしいでね。
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http://rssblog.blog81.fc2.com/blog-entry-15.html 本音……というよりも、相手の口を滑らかにしやすくするテクニック、とでもいうべきか。堅く閉ざした口をいかに開かせるか、という手段の一つ。 『相手が発言しやすい状況を作る』の小見出しにある記事の内容については